摘果してみるものだ。アポロ99グラム。
我が家のフェイジョアが豊作である。摘果したのが良かったのもしれない。房咲きする花の全てに人工授粉し、アポロは2個ずつ、クーリッジは1個に摘果した。
樹形は乱れ放題
アポロとクーリッジを1メートルほどの樹間をとって植えている。それぞれの枝が重なり合ってこんもりとした茂みに見える。一番高い枝の先が2.5メートルほどの高さ。細い枝が奔放に伸びている。
時々邪魔な枝をカットするだけで、積極的な剪定はしていない。昨年は切ろうとした枝に、近隣県で絶滅危惧種指定のオオミノガ(ミノムシ)がくっついていて断念。そんな感じでフェイジョアと付き合っている。
地際の幹の直径は10センチに満たない。下画像はアポロ。クーリッジも同じくらい。
クーリッジの花つきがよいのは毎年のことだが、今年はアポロの花つきがすこぶる良かった。
拳を丸めて突き出したようなコロコロした蕾は元気で可愛い。
花は艶やかな割には、離れるとあまり目立たない気がする。我が家ではすぐに受粉してしまうからか、花はすぐに落ちてしまう。
果実が少し成長を始めた時点で、アポロは2つ、クーリッジは1つ残して摘果した。
幼い果実は色も形も葉によく似ていて、大きくなるまでほとんど目につかない。夏の間の写真が一枚もないのはそのためだと思う。秋が来て収穫時期が近くなるとぐんと肥大、いきなり果樹っぽくなる。
摘果が功を奏したのか、アポロのほとんどが卵大の大きさ。柔らかい枝が重みで垂れるほどの豊作。数は100個は軽くあると思う。
今年は加工に挑戦予定
10月30日にアポロがまず落下。
2週間遅れて11月13日にクーリッジが初落下。下画像の真ん中にある小振りな果実がクーリッジ。
ここのところ毎日ボウル1杯ほどの収穫が続くのでとても食べきれない。ご近所の方にお配りしてもまだまだ多い。
アポロの実が大きくなったのが嬉しくて、大きなものは体重測定をしている。今のところ81.5gが最大。
毎年大きさが安定しないクーリッジも、極端に小さなものは少ない。
一気に追熟が進むと食べきれないので、大部分を冷蔵庫に入れて追熟を遅らせている。
11月20日現在、アポロの収穫がほぼ終わり、これからクーリッジが本格的に落下を始める。
ますますとても食べきれない。よって今年はジャムや果実酒に加工するつもりだ。
ジャムは果実の重さの30%の砂糖が我が家の定番。レモンも使おう。今年は幸いリスボンレモンが裏庭に30個ほどぶら下がっている。
フェイジョア酒は果実1キロに氷砂糖200g、ウォッカ1.8Lで作る。こちらも好みでレモン追加。
これは、作るしかないと思うのだ。
11月22日追記:アポロ記録更新、99グラム!
本日、99グラムのアポロを収穫。アポロの果実はあと数個しか残っていないので、これが今年最重量となる。
500円玉とクーリッジ、99グラムアポロを並べると、こんな感じ。
こうなると、来年100グラム超えを期待してしまう。今度はところどころ枝に1つに摘果してみよう。
カチコチ地面に強烈な西日(2017-2018生育状況) 2016年に購入したフェイジョアのクーリッジとアポロの鉢植えを今年(2018年)の春に地植えした。容赦ない西日がガンガン当たる乾燥がちな場所だ。生育状況を振り返って …