2025年の梅は少し遅めの開花
裏庭の梅は毎年1月に咲く。今年は花芽の動きが遅く、2月13日にようやく1輪の花を見つけた。

梅が咲き始めるとこの時期常連の鳥たちが日参して、賑やかになる。

開花が遅かったこともあり、収穫に期待をしていなかったけれど、例年になく良い果実が育った。

長雨が続くと黒星病が蔓延するので、入梅前の6月6日に収穫。今年は3キロ。

乱暴な素人剪定にもかかわらず、花をつけ果実を恵んでくれてありがとう。
この梅は1キロづつブランデーとウォッカにつけて、残りの1キロは梅シロップにした。
ニコニコット(杏)はちんまりと初なり
杏のニコニコットは、昨年初めて開花したけれど、全く受粉しなかった。
下画像は今年2025年の花。この木の2回目の開花。ニコニコットは自家和合成の高い品種で受粉木は不要だし、杏は梅の花粉でもOKらしい。枝先が触れ合う距離に上画像の梅の木もある。

すると15個結実し、落下することもなく順調に肥大。今年は摘果せずに様子を見た。

6月に入り色づき始めたところで入梅。連日の雨で実が割れ始めた。裂果は少なめの品種のはずだが、半数以上の果実にパックリと亀裂が入った。

雨の合間をぬって6月16日に全て収穫した。裂果が激しいし黒星病にも罹患している。90gほどになる品種というが、三分の一のサイズ。これは摘果しなかった影響か?あるいは初年度の果実だからかもしれない。そういえばブドウの初生りもちんまりしたものだった。

とりあえず食す。まだ熟しきれていないのかコリコリした食感。甘味も酸味も少なくぼやけた味だ。

生食向きの品種だけれど、ジャムも果実酒もコンポートも作りたい。ニコニコットよ頑張ってくれ。