A群B群いまだ解消ならず
東の庭に面したウッドデッキ上の猫ハウス。晴天の5月の朝は猫も人間も、我が家の全メンバーが猫小屋にて朝日を浴びる。
猫たちは猫ドアから室内と猫小屋を行き来する。掃き出し窓に設置した猫ドアはアイリスオーヤマの猫ケージに通じていて、このケージの入り口は常時開放されている。猫たちの出入りの制限は、猫ドアをロックするか、ケージの扉を閉めるか、その時の必要に応じて行なっている。
下画像、ツインタワー状態になっているケージのそれぞれの上段、手前にソックス、奥にみかん。床で爪とぎポールに抱きついているのがキコ。手前に転がっているのがクロエだ。
みかんは1匹だけの先住猫でA群。後入りの母猫キコとその子供3匹はB群だ。
B群のもう1匹は別のケージ内にいた。下画像が茶々のお尻。鋭い角度のカギ尻尾の持ち主だ。
こちらのケージは天井を外して庇への階段として置いている。掃き出し窓上部の長い庇は今では猫棚だ。
足元を見ると、いつの間にかクロエとソックスが入れ替わり、爪とぎポールを挟んで叩きあいが始まっていた。
そしてソックスが討死。彼は4歳になった今でも母猫キコに頭が上がらない。
勝利したキコ。室内にも爪とぎポールがあるけれど、猫小屋のポールで爪とぎするときはいつもハイテンションだ。
A群B群の解消はないのかもしれない
B群は今でも仲が良い。猫団子にもなるし。
A群のみかん。いつも毛繕いしてくれていたエドをちょうど1年前になくした。
B群と同じ空間を共有する時もあるが緊張があるようだ。
ソックスとクロエがちょっと苦手。
特に空腹の時のソックスはみかんに八つ当たりするようなのだ。下画像、みかんのおでこの傷はソックスの爪がつけたと睨んでいる。
そういうみかんも、キコと茶々を追い払ったりする。キコは逃げるに徹してくれている。
先住猫としてみかんを尊重しているような。
野良暮らしでキコが身につけた社交術かもしれない。
キコの耳もとで、みかんに聞こえないように「ありがとう」と言ってみる。
みかんの耳には「ごめんよ」とささやく。
伝わっているかな。
人間が中でくつろげる広い猫小屋 猫はいつでも脱走のチャンスを虎視淡々と狙っている。足元のおぼつかない家人がウッドデッキに出るためには、掃き出し窓を大きく開け放つ時間がどうしても十数秒は必要で、おまけにこちらは体を支えるた …