ソックスは落ちてこなくなったが・・・

14センチ幅から29センチ幅に改修したキャットウォーク。ソックスが降ってくることもなくなり、5匹の猫それぞれがそれぞれのタイミングで上り下りしているようである。

キャットウォークの隙間と節穴は人間の楽しみのために

14センチ板を2枚、1センチの隙間を空けて並べたキャットウォークである。ソックスものびのびと横になっている。

欄間の前のキャットウォークに寝そべる猫
ソックスも降ってこなくなった:20210823撮影

2枚の板を並べる際、あえて1センチ隙間を作った理由は、「覗き」である。

下画像は隙間からはみ出たソックスの腹毛。

キャットウォークの板間からのぞく猫毛
猫のはみ出し毛を愛でる:20210823撮影

うまい具合に肉球が隙間に位置することもある。これもソックスだな。

キャットウォーク板の隙間から見える猫の肉球
ソックスの肉球:20210825撮影

下画像では茶々の鼻を真下から観賞。

キャットウォーク板の隙間から見える猫の鼻
茶々の鼻:20210817撮影

1センチのスリットに猫じゃらしを差し込んで遊ぶこともできる。

キャットウォーク板の隙間から猫じゃらし
板の隙間で猫じゃらしを動かす:20210825撮影

板には節穴も開いている。

キャットウォークの板間や節穴
隙間から茶々が下を覗いている:20210828撮影

節穴にカメラを当ててゴソゴソしていたら、何事かとソックスが向こう側から覗き返してきた。

キャットウォークの節穴から覗く猫の顔
穴の向こうからソックスが覗いていた:20210825撮影

欄間は猫たちの楽しみのために

欄間彫刻は猫たちの覗き穴になっていて、各所の穴からテレビ鑑賞ができる。

欄間越しにテレビ鑑賞ができるキャットウォーク
テレビもバッチリ見えます:20210829撮影

時々は腕なんか出している。これもソックスだな。彫り物に手を出すと怒られるぞソックス。

欄間から腕を出す猫
腕を出したり覗いて見たり:20210807撮影

このキャットウォークからは12畳の空間の隅々を見渡すことができる。B群の不在を見計らってみかんも使用中。

キャットウォーク付きの欄間から覗き見する三毛猫みかん
みかんも時々登っているようだ:20210830撮影

強気のクロエ、領有権を主張

さて、このキャットウォークを作るきっかけとなったのは「すみっこのクロエ」。母猫キコになぜかしら敵視されて逃げ惑いカーテンの陰から出られなくなった数週間のクロエの期間限定の渾名だ。キコに追われた時の逃げ場所としてこのキャットウォークを設置したのだ。

仮設のキャットウォークを取り付けた後、2匹の親子喧嘩は自然消滅。そして改修後のキャットウォークを一番使っているのがクロエだ。下画像、東の猫棚からの上がり口を占拠している。

新しいキャットウォークに寝そべる黒猫
キャットウォークの主と化したクロエ:20210823撮影

自分がキャットウォークに登ってきた時に、他の猫(大抵は茶々)が寝ているのに気がつくと、すぐさま追い落とす。ソックスにも強気で向かっていく。平和主義のソックスは逆らわずに場を譲っているようだ。おそらく相手がみかんでも追いかけるだろうが、母猫キコには小さくなるクロエである。

まだまだ改修、延長工事の必要性あり

このキャットウォーク、まだ未完である。部屋を出て廊下まで続ける予定なのだ。それに廊下へつなげる予定の既存のステップがまだ14センチ幅のままなのである。

夜中、暗闇の中のガサゴソ音が気になって明かりをつけると、茶々とキコがキャットウォークに登っていた。

欄間キャットウォークへ至る狭いステップと2匹の猫
この部分はまだ横幅が狭いのだ:20210831撮影

香箱座りのキコは「私だって、高いところに登れるのよ」とでも言っているみたいだ。しかしキコはぽっちゃり猫なのだ。

狭いキャットウォークの上でカメラ目線のキコ(キジ白猫)
なんだか得意げな顔のキコ:20210831撮影

よって、キコを下から見上げると、タップリとしたお腹が左右にはみ出している。

狭いキャットウォークからはみ出ているぽっちゃり猫
ここも改修しなくては:20210831撮影

「いや、ちょっと危ないから降りようよ」とキコに言うと、あっさりキャットウォークを戻って降りてくれた。聞き分けの良いキコなのだ。

とにかく早急な追加工事が必要な我が家のキャットウォークである。