コンクリートの上にドライガーデン用の置き花壇

一年前のこと、かつて浄化槽があった場所で多肉植物を育てようと立ち上げ花壇を作ったのだった。庭にあったブロックを置いて囲いを作り、防草シートを敷いて作ったものの、何を植えるか決断できず、近所の方からいただいたセダムを差しておいたところ、無事越冬。今回いくつかのセダムとマンガべを植え付けたところで、花壇制作当時の写真を見返してみた。

1段目ブロック横置きで排水性UPを図る

ブロック置くだけ花壇なので高さは出せない。2段積みにするが、下段を横にして安定性と排水性を確保。そこに、庭のあちこちからかき集めてきた石やガラを入れた。

足りない分は一番大きな粒のボラ土を足していった。

ガラの上にボラ土(大)を入れる
コンクリートの上にブロックで囲みを作った:20201110撮影

横倒しの1段目のブロックの側には、穴より大きめの石やガラを縁取るように並べて、最初のボラ土より一回り小さめなボラ土を入れた。

ブロック1段目は横積みで排水を確保
排水性は良いと思う・・・多分:20201110撮影

これで、ほぼブロックの1段目がガラとボラ土で埋まった。

ガラの上にボラ土を敷き詰めた
最初のボラ土より少し小さめ:20201116撮影

草防シートを挟んで、土の流出を阻止

ここで、ザバーン防草シートを土留めとして敷き込んだ。その上にさらに小さめなボラ土を入れた。

防草シートを強いてボラ土(中)を敷く
ボラ土(中粒)を敷いてみた:20201205撮影

用土はものすごくでたらめなブレンド

その上に、赤玉土、腐葉土、ボラ土のミックスを入れた。配合は確か5:4:1。

赤玉土(中)と腐葉土とボラ土(細)をミックス
赤玉土、腐葉土、ボラ土、5:4:1の割合だった気がする:20201205撮影

ところが、土が全然足りない。そこで、買い置きしていた「花と野菜の培養土」でかさ増しすることに。

花と野菜の培養土
土が足りなくて4袋ほど入れた:20201205撮影

花壇の中に直接培養土を入れて、すでに入れてあった土と混ぜるという、とってもいい加減な配合の土で花壇を満たした。ちゃんとこれで育つのか不安が先に立ったこともあり、積極的に植えるのをためらった気がする。

雑草が生え、差したセダムが越冬

いつの間にか雑草がパラパラと生えたほか、ゼラニウムを差しておいたら無事発根。そしてご近所さんから頂いたセダムの一本を刺しておいたらこちらもつつがなく越冬成功。そしてこれもいただきもののオキザリスが秋になり新芽を出した。

雑草が元気に生えてきた多肉用立ち上げ花壇
気がつけば雑草の楽園:20210910撮影

下画像が9月下旬のまだ放置状態の花壇の様子。左下に越冬したセダム。中央に根付いた白いゼラニウム。そのそばにあるのはダイソーで見つけた寒さに強い(らしい)秋麗というセダム。黄色い花は野草だ。

放置された立ち上げ花壇に野草が生えてきた
ダイソーで「秋麗」見つけた:20210926撮影

さらに、ホームセンターで寒さに強いマンガべ(バッドヘアデイとムーングロウ)に出会い、セダムをいくつか植え込んで、小さな多肉ガーデンが始動である。

セダムとマンガべとオキザリス
しばらくこのメンバーで様子を見る:20211012撮影

押し合いへし合い、個々の植物がうまく折り合ってくれると嬉しい。