ジャーマンアイリスとトキワツユクサとササグモ
勝手に増えるジャーマンアイリスの株間に、トキワツユクサがぎっしり生えている。春の暖かな晴れの日には、トキワツユクサの花芽の葉がササグモたちのハンモックになる。
トキワツユクサ、ジャーマンアイリスの間で繁茂中
西の庭、枝垂れ梅の足元を埋めるように、ジャーマンアイリスとトキワツユクサがぎっしり生えている。
この写真、よく見るとちらほらとササグモたち。

この日、10匹を超えるササグモがトキワツユクサの葉の上にいた。

彼らがいるのはほとんど登頂の葉っぱ。カップのようにカーブした葉のくぼみでくつろいでいるようだ。
ササグモは肉食で、トキワツユクサそのものへの執着はないと思うが、背の高いジャーマンアイリスの谷間を埋める、トキワツユクサのポジションが、狩場としても優秀なのかもしれない。
4月下旬、トキワツユクサの白い花が開花
程なく、トキワツユクサが開花を始めた。純白の花は涼しげだ。

数種あるトキワツユクサの中の、おそらくこれはオオトキワツユクサだ。花のふわふわ白髭がこんな風にフサフサと多いらしいのだ。

花のアップ写真を撮るべく粘っていたら、食事中のササグモを見つけた。

邪魔しないように、そっと退散である。