タイタンビカス、エルフの初咲き

去年、売れ残りのヒョロヒョロ苗を鉢植にした。植え時期が遅すぎたのか、背丈30センチにて花を一度も見ぬまま冬となり枯れ果てた。とりあえず、腐葉土でマルチングしておいた。(あとで調べたらマルチング必須とのこと)
そして、ついに咲いたのだ。

大きな大きな白い花、エルフ

2018/07/16 タイタンビカス(エルフ)開花である。

朝日は当たらないが、午後からの日照はしっかりある。西日は焼けつくように強い。
下の初花を撮影した時間帯はまだ日陰だ。

タイタンビカス(エルフ)の花
タイタンビカスの初花:20180716撮影

タイタンビカスは宿根草

冬が来る前に早々と枯れ木となり、植木鉢のまま野ざらしにしていたが、一抹の望みをかけて腐葉土マルチをしておいた。春までは時折水やりを継続。

3/15 生きている気配がない。

2018タイタンビカス(エルフ)生育状況
奇跡の生還!という感じだ

4/11 芽吹いているのに気づき、枯れ枝を剪定。
庭を直径、深さとも30センチほど掘り返し、腐葉土とマグァンプを混ぜて地植え。

4/20 ぐんぐん成長、新芽は3本。

蕾の面白さ:ソフトクリームからシュウマイへ

タイタンビカスは開花した花だけでなく、蕾の形の変化も面白い。

下の画像は開花前日の朝。まるでソフトクリーム。美味しそうだ。

タイタンビカス(エルフ)の蕾
ソフトクリームが食べたくなる:20180716撮影

そして夕方になると、明日の開花に向かって蕾がほころび始める。柔らかなシュウマイみたいだ。

タイタンビカス(エルフ)開き始め
とても柔らかい印象:20190715撮影

そして翌朝バーンと開花!

エルフの雪のように白く、涼しげな花なのだ。
花弁はふわりと柔らかいが一枚一枚の付け根には硬い光沢。

タイタンビカス(エルフ)花芯
花の強さと柔らかさ:20180716撮影

下から見上げると青空が透けて見えるようだ。

タイタンビカス(エルフ)の花を下からみる
青空が透けて見える:20180716撮影

1日花だが、夜10時までは美しい形をキープ

タイタンビカスは一日花だが品種によって花持ちが違う。
エルフは夕方6時ごろまでと公式サイトにあったが、我が家のエルフは夜10時までは美しく咲き続けた。

タイタンビカス(エルフ)花がしぼむまで
エルフの見頃は朝から深夜まで:20190716撮影

翌日の朝までには花弁をすぼめ、翌々日にぽとりと落ちた。散り際もさっぱりしている。
高さは120センチほど。この品種にしては小さめのようだ。来年に期待。大きな株になりますように。