タイタンビカス(Taitanbicus)エルフの白い花が咲いた。エルフはタイタンビカスの中でも背の高いトールタイプに分類される品種。2回目の冬を経て、170cmほどの高さに育った。
タイタンビカスは宿根草
昨年よりも少し遅めの芽吹きである。新芽は3つ、去年と同じだ。もう少し増えるかと期待していたが、「肥料なしでそれはムリ」ときっぱり言われた気分だ。
腐葉土マルチはたっぷり被せたのだけど・・・。
去年より50cm高い170cm
茎の本数こそ去年と同じだが、1本1本は充実。
120cmだった背丈が今年は170cmまで伸び、蕾はそれぞれの茎に20ぐらいある。トータル60個とは!すごいぞ!エルフ。
タイタンビカス:蕾の形の面白さ
去年は開花直前の蕾の形に目を奪われたが、まだまだ硬い蕾も面白い。大切に大切に、細い指の両手で丸い玉を捧げ持っている感じ。
今年の初花も7月16日:几帳面なエルフ
そしてエルフの今年の初花は、なんと去年と同じく7月16日。なんだがとても優等生っぽい。
下は前日の朝の開花準備。
夕方にほころび始めて
翌朝、梅雨の晴れ間をぬって2019年の初花開花である。
とても大きな真っ白いエルフ。
横から見るとパラボナアンテナみたいだ。
タイタンビカスは1日花だが、たくさんついた蕾が順不同に、ポツポツと途切れることなく咲いている。
梅雨空の下、雨粒が重そうなタイタンビカス。
カミキリムシ?怪しい穴。去年は葉巻虫
3本茎の一つに、怪しい穴を見つけた。何かが食害しているらしく、繊維クズが排出されている。カミキリムシかな?
この後、針金を入れて穴の中をグニグニつついた。その後新しい繊維クズはなく開花にも影響はなし。
今年はまだ被害がないが、去年は葉巻虫が葉っぱをことごとくカールさせてくれた。だが薬剤をまく予定はない。
タイタンビカスが咲いている場所は蜘蛛やカエルや肉食バッタの狩場なのだ。近くではオオカマキリ、ハラビロカマキリも孵化した。肉食動物たちの頑張りに期待大なのである。
タイタンビカス、葉っぱが大麻に似てる?
散歩中の近所の方曰く、花が咲いたら全く違うけれど、葉っぱだけの時のタイタンビカスは大麻に似ているとのこと。
直立する茎と深い切れ込みの葉がそんな印象を与えるのかな?
自分はオクラみたいだと思っていたので意外な指摘である。
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