オオカマキリ/Tenodera aridifolia:カマキリ科(庭の生き物)
庭でオオカマキリに出会えるのは3月から1月
オオカマキリ/Tenodera aridifolia
体長:7センチから10センチくらい。北海道、本州、四国、九州
大型のカマキリ。全身黄緑色の個体が多いが、若干ベージュ色を帯びた個体も出没。チョウセンカマキリとよく似ているらしいが、オオカマキリの卵嚢しか庭にないのでオオカマキリだと信じている。
秋の終わりから初冬にかけて庭のあちこちに生みつけられた卵から、幼虫が3月中旬から5月にかけて孵化。夏に成虫となり、時に1月まで生きる。
間欠的に強雨、刹那の陽光 ザッと強く雨が降ってはピタリと止み、短時間だけ陽がさしてはまた雨が降る。湿度は高止まりしている。台風6号の影響だ。一時は大分県を縦走する予測もあったが九州の西の海上に進路が定まったようだ。これか […]
誕生が待たれるオオカマキリ オオカマキリが生きるのに具合が良い庭らしく、夏から秋にかけて君臨した彼らが残した卵は11個。
2023年、大寒にまさかのチビカマキリ 庭は草だらけだ。特に裏庭は。吹き積もる落ち葉をそのままにしておくと、きっと小さな生き物たちのシェルターになると思って。
狩の名手レディ・ブラウン 成虫になるカマキリのことごとくが強運の持ち主であり、間違いなく狩の名手なのだと思う。2022年にウッドデッキに長期滞在した茶色いカマキリ「レディ・ブラウン」は、その狩の一端を見せてくれた。
葡萄のグリーンカーテンでゆりかごから墓場まで? 建物の南側のウッドデッキに葡萄を誘引している。春から秋にかけて重なり合う葡萄の葉陰を、様々な昆虫が棲み家や狩場として利用している。オオカマキリも然り。
オオカマキリ母の産卵は草むら派とポリカ屋根派? 毎年春になると続々孵化するカマキリたち。オオカマキリは草藪に産卵することが多いが、この数年好んでウッドデッキのポリカ屋根下に生み付けるカマキリママがいる。
クロコノマチョウ・オオカマキリ・ハスモンヨトウ ウッドデッキを亀甲金網で囲った我が家の猫ハウス。張り巡らされた網にときおり猫以外の生き物も囚われる。
草藪の中に小さな野良シュロを発見 東の庭の葉蘭の脇にシュッと特徴的な葉を見つけた。おそらくシュロである。鳥が種を落としたのだろう。ちょうど真上に鳥たち愛用の梅の枝が張り出して、フンがよく葉蘭の上に落ちている。
庭のどこかで喰いつ喰われつ 野草おい茂る荒れ庭のおかげで、生き物との遭遇に事欠かない我が家。彼らが葉をかじったり、蜜を吸ったり、果実にかじりついている姿は日常だ。そして時々、ハンティングの場に出くわすこともある。