親離れ・子離れするも仲は良い!?
2月12日に母猫キコの子離れ宣言のような威嚇行動があった夜、子猫たち(ソックス、茶々、クロエ)は猫部屋、母猫キコは居間で眠った。
翌朝からの母子の関係はいかに!?
2月13日:ソックス、なんとなく忍び足
2月13日の朝が来た。先住猫エド・みかんが朝食のカリカリを食べる音を聞きつけて、母猫キコがコタツの中から出て来た。いつもは猫部屋で食べるが今日はここで食べる気満々。先住猫と少し離してご飯を提供。
猫部屋の様子を見に行く。いつもは戸を開けた瞬間に弾丸のように走り出てくる3匹であるが、いつも通りだったのはクロエのみ。お茶々は廊下にいったん出たものの、すぐに部屋に引っ込み、ソックスはまず顔だけ廊下に出して様子を探り、尻尾を下げたままゆっくりと廊下を歩いた。昨日のことを引きずっているのか?子猫3匹分のご飯を猫部屋にセットすると、食欲はいつも通りである。
お茶々・クロエは何事もなかったかのように
食事が終わると茶々とクロエは居間にいるキコにあっさり合流して擦り付き挨拶。あれれ?昨日の事件はなんだったの?
キコが子猫たちを張り飛ばすかとドキドキしていた人間たちは拍子抜けである。
下は仲良く一つの猫ベッドに収まるキコと茶々。

キコはゴキゲン
キコは昨夜の不機嫌さは何処へやら、食べて、遊んで、外檻のパトロールをして、茶々と一緒に寝たりして。ひっぱたかれた茶々も何事もなかったかのよう。
下の画像はじゃらしタイム(猫とおもちゃで遊ぶ時間のことを我が家ではこう称している)のキコ。
寝技が得意で、おもちゃを捕まえると必ず仰向けに寝転んで弄ぶのだ。

しかし、ソックスだけは、この日ずっと遠巻きにキコを眺める様子がうかがえた。
クロエとはおもちゃの取り合いをして遊んでいたようだが。

母子間で特に衝突が起きているわけではないが、猫部屋に4匹を一緒に入れるには少々不安があるので、この日より、夜も猫部屋を完全開放とした。
先住猫2匹、元野良4匹、寝たいところで自由に寝てくれということだ。
2月14日:ソックス、やっとキコのそばに
事件の翌々日の夜、ようやくソックスがキコのそばにいるところを撮影できた。
家人によると、この日の昼間はソックスだけ猫部屋から出てこなかったらしい。時折、廊下からキコ・クロエ・茶々がいる居間を覗いては猫部屋に戻るという行動を繰り返していた模様。
夜に帰宅して廊下で茶々・クロエ・ソックスの出迎えを受け、そのまま一緒に居間まで移動したのだが、そこでソックスはキコと、事件以来初めて近距離で接したらしい。
この時キコが激昂することは全くなく人間たちは一安心。
ただ、なんだかやたらにソックスが、強い勢いでキコに擦り付き擦り付きを繰り返していた。
「あれは嘘だよねママ」と確認していたのかな。

もはや子猫ではない
たが、先日の子猫威嚇事件から、親子の関係が変化したように思える。キコが子猫の後を追うことはぱったりなくなった。子猫たちは相変わらず猫部屋でご飯を食べたがるが、キコは先住猫2匹と同じ場所での食事を要求する。
最近、4匹それぞれが勝手気ままに移動して、それぞれが気に入った場所でバラバラにくつろいで寝ていたりする。
仲の良さは変わらないが、庇護し庇護される関係ではなくなったようだ。