先住猫との距離、縮まるか?
家猫になってもうすぐ2年になる雌猫キコと、先住猫の雄猫エドが最近いい感じである。面白くないのが先住三毛猫のみかん。大好きなエドじいちゃんを取られて、ちょっと寂しそうなのである。
エドとキコ、仲良く毛づくろい
家猫化が終了して猫部屋隔離が終わった直後から、キコはエドのことが大好きである。
寝ている側にそっと寄り添ってみたり、すりついたりと、仲良くなりたいアピール全開であった。
だけどキコがスリスリ頭を擦り付けてくるたびに、ウニャアと声をあげてそそくさと離れていくエドであった。
変化が見えたのはひと月ほど前。最近キコの顔を舐めて毛づくろいをするエドの姿を見るようになった。今まで、みかんだけにしていた愛情表現である。
キコは撫でてもらいたい気分になると、人のそばにやってきてお尻を向けて寝そべるという、要求がわかりやすい猫だ。そんなキコの素直に人懐こく、猫懐こい性格がやっとエドに受け入れられたと思われる。
今のところ、エドの毛づくろいは他のB群猫に対しては行われていないようだ。
みかんのちょっと孤独な後ろ姿
エドとキコの急接近のかたわら不憫に思えるのが、一匹でカリカリイライラしているふうのみかん。
下は、夜の闇を見つめるみかんのお尻である。
みかんにはエド君だけなのである。
ビミョーな距離感、ソックスとみかん
唯一、なんとかみかんが馴染めそうなB群メンバーはソックスである。ソックスは率直にフレンドリーな雄猫で、エドにもみかんにもわだかまりなく近づいていく。
躊躇なく間を詰めてくるソックスに対し、エドは擦り付き挨拶を受け流し、みかんはパーソナルスペースに入るなとひっぱたいている。
けれど、この二匹の関係にも変化の兆しがあり、みかんが昼寝している猫ベッドのそばでソックスが寝ていたりする。
上画像の撮影時にも、ソックスが側にいることは知っているみかんである。
追いつ追われつの追いかけっこを2匹がしていたとの家族の証言もあり、いつの日か、みかんとソックスの毛づくろいシーンを撮影できるかもと期待してしまうのだ。