カマキリの終齢幼虫と白い抜け殻
お盆が過ぎて、暑い中にもかすかに秋の気配を感じるようになった頃、終齢幼虫にまで無事成長したカマキリたちが庭に現れた。
そして8月下旬ついに最終脱皮!待ちに待った成虫のカマキリの出現だ!
お盆過ぎに終齢幼虫のカマキリ発見!
8月16日:カマキリを西の庭の枝垂れ梅の枝にて発見。おそらくオオカマキリの幼虫。2メートルも離れていないラベンダーの株の卵嚢から生まれたうちの1匹だと思うのだ。
よくよく見ると腰の付け根に小さな羽めいたものが。終齢幼虫だ!もうすぐ成虫になるのだ。
葉巻虫を食べに来た?もう1匹のカマキリ
8月17日:今年もタイタンビカスの葉っぱは葉巻虫に大人気。あちこちでクルンクルンと巻き上がった葉っぱを撮影しようと近づいたところで、下のカマキリと目があった。
逆光で画像ではよく見えないが横腹に茶色い帯がある。前日に梅の木で見かけた個体とは別のカマキリだ。
葉巻虫を食べに来てくれたのなら大歓迎。ここにいれば食べ放題で成虫になるまでの食料を確保できるはずだ。
白いエイリアン?違う、カマキリの抜け殻だ!
8月23日、ウッドデッキに誘引している葡萄で暮らしている茶色い芋虫コスズメの幼虫を探していたら、ぶらぶらと揺れている白いものが。なんだか第1作目の映画エイリアンに出て来た「ゼノモーフ(別名:ビッグチャップ、最終形態のエイリアンだ)」みたい。
よく見ると、これは鎌か?と思えるものが・・・。カマキリの抜け殻だと判断した。
先日見かけた2匹のカマキリは西の庭。こちらは建物を挟んで東側の庭である。おそらく新たな個体が成虫となったのだ。
興奮のあまり、ウッドデッキの床に置いて再度撮影。以前大分の美術館にもやってきた、テオヤンセンの「ストランドビースト(ビーチアニマル)を思い出した。色彩と細い足からの連想かな。
ついに脱皮直後の成虫カマキリに遭遇!
8月25日、コスズメと先日抜け殻を残したカマキリを探しにブドウの茂みを舐めるように観察中、ついに成虫のカマキリを発見。
脱いたばかりの抜け殻とのツーショットである。
脱皮直後なのか、自重を持て余し気味にやっとぶら下がっている様子だ。
お疲れの様子なので、撮影を手短にしてこの場を後に。
タイタンビカスの幼虫カマキリも脱皮間近
東の庭にも抜け殻があるのではと、いそいそとタイタンビカスのカマキリの元に。いました。腹に茶色の帯があるのでおそらく17日のカマキリだ。
なんだか、数日でたくましくなった。きっと今日明日にも成虫になるのだ。
精悍な成虫カマキリ
8月26日、ブドウの葉の裏に、こちらをギロリ睨む、どこから見ても成虫のカマキリがいた。
この近くでは2つの抜け殻を確認している。昨日の個体か、さらに先日に成虫になったものかは不明。
葡萄の葉にいた芋虫コスズメは23日に1匹を確認後、姿を消した。無事に地中に潜ったか、カマキリに食べられたか。
そして素人目にはこのページのカマキリは全てオオカマキリに思える。遅れて孵化したハラビロカマキリは生き残っているだろうか。