アキノノゲシが庭にニョキニョキ
とても大きくなる雑草だとはわかっているのだが、形がなかなか美しくて抜けない植物がいくつかあって、我が家では観葉雑草と呼んでいる。春からほったらかしにしておいたアキノノゲシが梅雨の間にぐんぐん伸びて、やっとレモン色の花をつけた。
葉色違いの2つのアキノノゲシ
敷石の隙間から顔を出した2株のアキノノゲシである。
荒れ地、つまり人間が手入れしないところに生える雑草だ。なので我が家に生えてきた。
どちらもアキノノゲシだと思うのだが、葉の色が違う。1つは紫が濃く入ったダークリーフ。
なかなか見事な形だと思うのだ。このころは草丈50センチもなかったはずだ。形も丸くこんもりしていた。
後ろにある黄色っぽい葉の鉢植えはフウチソウ。その横のやはり敷石の隙間から生えているほっそりした植物は、零れ種から発芽したロシアンオリーブだ。
梅雨の間にグングン伸びるアキノノゲシ
暖かさが増すにつれ、成長スイッチが入ったように上へ上へと伸び始めたアキノノゲシ。地際から枝を伸ばして株立ちとなった。
さすがに庭(それも玄関脇)にこのジャングルはいかんかと思ったのだが、昆虫たちには好評のようで、引っこ抜くのは断念。ただ、枝は落とさせてもらって、一本立ちにした。
2メートル越えのノッポ草に
梅雨が明けた頃には、2メートルほどのタワー状態。下葉は枯れてゆき、上部にいくつかの細い枝を出した。
下の画像は左端から、タイタンビカス、アキノノゲシ、ロシアンオリーブ。トールサイズの植物が我が家の玄関脇にひしめき合っている状態だ。
そして、見上げるしかないこの草の先っぽに、淡いレモン色の小さな花が咲いた。
このアキノノゲシ、なんと食べられるそうだ。観葉雑草ならぬ食用雑草だった。春の葉は生でもいけるらしい。楽しみである。