庭に青大将がいた。今年出会う蛇はアオダイショウばかりだ。
2024年10月10日、シダを登る青大将を撮り損なった
蛇がいたのはウッドデッキと物置に挟まれた、裏庭で一番湿り気のある場所だ。物置の引き戸を開けようとした瞬間、シダに絡みついている蛇とこんな感じに目があった(気がした)。惜しくも撮り逃してしまったが。

モスグリーンの若蛇で、シダを伝って上を目指していたようだ。双方一瞬フリーズし、カメラを起動せねばと目を離した瞬間、身体を落下させて消えてしまった。
シダ被さるように誘引しているブラックベリーには今、2匹のニホンアマガエルが住んでいる。狙いは彼らか。
下画像がここに常駐しているカエルの片割れ。背後に蛇のいた倉庫が写っている。

地表にはヌマガエルも住んでいて、倉庫の床下には隙間があって、ここは蛇にとって食と住を満たせる良い物件なのかも。

今回、若蛇を撮影できなかったのは残念だ。春に我が家にやってきた、小さな蛇の成長した姿かもしれないと思うと尚更に。
2024年4月18日:マムシかと思った幼蛇。つぶらな瞳の青大将
これが、春に出会った赤ちゃん蛇。
なんであんなところに紐が?と、近づいて3メートル手前で蛇!と気づき急ブレーキ。
紋様がマムシのように見えたので距離を置いて撮影した。

画像を拡大すると、瞳孔が丸い。マムシの瞳孔は真昼の猫の目のような縦スリット。青大将の子蛇と判明し安心して観察を継続。

この塀の外には細い水路がある。そこから1メートルほど垂直の壁を登ってきたらしい。ようこそ我が家へ。
小蛇はそのままブロックの上を進み、前庭から裏庭へ到達。下画像の場所は、10月に撮影し損なった若蛇のいた倉庫まで2メートルの距離にある。

この蛇がスクスク育てば、あの若蛇ほどのサイズになると思う。そうだったらいいな。
6月7日:背後の青大将
青大将はおっとりした蛇だと思う。下画像の蛇からの印象だ。
ジョロとホースの位置から、私が直前まで居た場所が推測できるだろうか。あの小さな丸い蓋のあたりに塀に背を向けてしゃがんでいた。

水をとめて立とうとした瞬間、近距離に蛇の顔を発見!普段の私ではありえないほどの俊速で飛び退き、慌てて撮影した一枚なんだが、蛇の方は驚いたそぶりもなくのんびりしたものだ。
この後、蛇は思いついたようにUターン、途中で水路に降りると思いきや、

戻ってきてブロックを端まで移動。地面に降りるとゆっくりと敷地から出ていった。

8月にも草むらに消える尻尾を見た。だから今のところ庭での遭遇は4回だ。
さらに敷地外で遭遇した見事な体格の1匹、交通事故で昇天した一匹と、今年は青大将にばかり会う。
だから、2024年はなんとなくアオダイショウの年として記憶に残りそうなのだ。
でも、今年、倉庫を処分する予定なので、青大将に頻繁に会えるのは今年が最後になるんだろうな。