ラベンダーの枝に産み付けられていたオオカマキリの卵、ついに孵化である。
赤ちゃんカマキリは小さいながらに立派なカマキリ形態なのである。

ちびカマキリのウジャウジャ画像あり、苦手な方はご注意を!

カマキリの卵鞘から変なものが垂れてる!

ラベンダーの生育具合を確認しようと近づいたら、オオカマキリの卵から糸でくっついたシャワシャワしたものがぶら下がっている。とりあえず撮影である。

ラベンダーに産み付けられたオオカマキリの卵鞘と前幼虫の脱皮の後
卵鞘と赤ちゃんの脱皮の後:20190506撮影

卵から垂れていたのは脱皮した殻。生まれてすぐに脱皮して、親と同じカマキリの形になるのだ。

びっしりとカマキリっ子が!

ラベンダーの枝先には何かうごめくものが!
カマキリである。小さいながらにカマキリである!
数え切れないほどの薄茶色の赤ちゃんカマキリが誕生していた。
嬉しいビックリである。

生まれて1日目のオオカマキリの赤ちゃん20190506撮影
どこをみてもベイビーカマキリ:20190506撮影

カマキリの子供たちはみんな下向き、撮影しようと近づいた人間の大きな影に警戒しているのかもしれない。偉いぞ!君たち。

ラベンダーの上のオオカマキリの子どもたち
みんな下向きにとまっている:20190506撮影

カマキリ赤ちゃん、翌日にはすでに散り散りに

翌日7日、同じラベンダーの株をチェック。
あれだけ沢山いたカマキリの子供たちがいない。
しゃがみこんでじっと観察。やっと数匹の赤ちゃんカマキリを確認、残っているベイビーたちはみんな株の下の方にいる。
捕食されたのか、無事に近くの草むらに逃げ込んだのか。

2日目のオオカマキリの赤ちゃん
6匹ほどしか見つけられなかった:20190507撮影

まだ羽はないので、歩いての移動だろう。
明日からは、カマキリ探索モードで庭を見てしまいそうだ。
近くに茂った野草はしばらくはそのまま彼らの隠れ家に置いておこう。

他のカマキリの卵鞘をチェック

庭には他に3つの卵の所在を確認している。
下の画像、左上はオオカマキリ、残りの2つはハラビロカマキリ。

オオカマキリとハラビロカマキリの卵鞘
残る卵はあと3つ:20190507撮影

ハラビロカマキリの卵嚢に寄生蜂発見!

カマキリの卵嚢をほぼ日観察している。
ちょっと前からフェイジョアの幹のハラビロカマキリの卵嚢に羽のある黒いアリのような昆虫が常駐していた。

なんだか気になって、昨夜ネット検索。
どうやら寄生蜂のようである。
撮影を試みたのだが、ちょっとピンボケ。

ハラビロカマキリの卵嚢と寄生蜂
ピンボケだけど、オナガヤドリコバチ?:20190508撮影

おそらく、オナガヤドリコバチの一種。卵嚢に産卵するのだ。
小さな庭なのだが、命の循環があるのだな。